ゲームプログラマーの悟です
この記事では
・変数のイメージがつかない
・使い方のイメージを掴みたい
という人の為に、プログラマーとして実際に現場で仕事し教育担当もしていた悟が
・変数の考え方
・具体的な使用イメージ
を紹介します
変数とは
変数は数字や文字などを入れる箱
C#では変数を宣言する時に型を明確に指定します
数字を入れる専用の箱、文字を入れる専用の箱、小数点を入れる専用の箱
真偽を入れる専用の箱などに明確に分かれています
この図をプログラムで表すとこうなります
int ageBox = 22;
string name = "山田";
float weight = 68.67f;
bool gender = True;
変数の書き方を見ていきましょう
変数の宣言の仕方
int ageBox = 22 ;
型 変数名 代入演算子 値 文の終了
順番に解説していきます
型
まず、プログラムで変数を作るときには最初に型を指定します
この型にはいくつか種類がありそれぞれ入れるものに対応する型が存在します
型名 | 入れるもの | 例 |
int | 整数 | 1,2,3,10 |
string | 文字列 | さんぷる、サンプル、例え |
float | 浮動小数点 | 1.2、1.45、145.678 |
bool | 真偽 | True 、False |
まず、自分が入れたいものが、整数、文字、実数、真偽のいずれなのかを明確にしましょう!
これ以外にも、変数は存在しますが、基本的にはここで紹介した4つがよく使われます
変数名
変数名は基本的に自分で考えて自由に命名していいのですが、
注意事項は下記の2つです
逆に、これ以外ならば半角英数字、_(アンダーバー)を組み合わせて変数名を作ることが可能です
このように変数名にできないもの以外なら自由につけることが可能です
しかし、非推奨な変数名が存在します
明らかに明確な時以外はこれらの変数名は非推奨です
変数名は分かりやすい名前をつけることが大切ですが、
私も迷うときがあります。
= 代入演算子
プログラムでの=(イコール)は両辺同じという意味ではなく、変数に値を入れたいときに使います
これをプログラムで表現するとこうなります
int sample = 100;
変数宣言は最初に値を指定しなくても、後から入れることが可能です
int sample;
sample = 100;
また、途中で再度、代入することができます
int sample;
sample = 100;
sample = 30;
int sample = 100;
sample = 30;
2つのプログラムはどちらも同じような意味になります
=を使ったら、左辺に右辺を代入すると覚えましょう
また、変数に変数の値を入れることもできます
int sample = 100;
int example = 30;
sample = example; // sampleにexampleの値"30"が代入される
ただし、注意点として、値をコピーしているので、
exampleの中身は”30″のままです
値
=(代入演算子)で変数に値を代入するのは理解されたと思いますが、
値によって少し書き方が変わります
型 | 値の書き方 | 例 |
int | 半角数字 | 10, 100 |
string | “”(ダブルクォーテーション) で囲む | “さんぷる”,”サンプル”,”例え” |
float | fを最後に付ける | 1.2f、1.45f、145.678f |
bool | TrueかFalse | true, false |
とくに文字列型のStringを”(ダブルクォーテーション)で囲み忘れることが多いので気を付けましょう
; セミコロン
;(セミコロン)はプログラムの句読点となります
C#では、文章の終わりを明確化するために付けられます
これを忘れるとエラーになるので気を付けましょう
;をつけなくても動く言語は存在しますが、C#ではエラーになります
最後に
いかがでしたでしょうか?
変数の使い方で特に初心者の方がよく理解されていないところを細かくまとめてみました
少しでもお役に立てたなら嬉しいです
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